昨日はメイクブースにおいて、お客様のお顔を分析しつつ、ご要望に沿ったメイクを施しておりましたところ、お客様が一言。
「私、舐められやすい顔なんですよね~。」と。
確かに、実年齢よりはるかに若く見え、とてもかわいらしいお顔立ち。
内面のお優しい雰囲気が、そのまま外面を創っているといった感じです。
「自分を知る」ことの利点
「かわいらしい」「幼い」「甘い」などの印象を与えやすい、顔型やパーツ配置というものがあります。
自分はどこの位置に属しているのか?を知らずにいると、なりたいイメージに近づく為の改善策を投じることができません。
自分の事がよくわかっていると、カバーすべきところや、活かした方が良いところを上手に使って、その人に合ったオンリーワンのメイクやスタイリングができるようになります。
(昨日お会いした、二子玉ママ達はまさにそんな方々でした。)
でも、「客観的に自分を分析する」ということはなかなか難しいことです。
その為の手段が、パーソナルカラー診断であり、骨格診断であり、顔分析だったりします。
正直、まだそこまで行きつかない…という方は、まず鏡の前に立ってみましょう。
自分のすべてを受け入れることからはじめよう!
「太っているから、まずはダイエットしなくちゃ!」
「顔が大きい!小顔になりたい!」
「自分を知る」というと、自分の改善したい部分にばかり、フォーカスしがちです。
まずは、客観的に自分の顔のパーツ配置や、スタイルについて分析してみましょう。
このときに、直したいところを考えるのではなく、事実(今の状態)を客観的に書き出すこと!
たとえば、脚を見たときに「脚が太い」ではなく、脚のどの部分が太く、細い部分はどこか?のように、いくつかのパーツに分けて考えると、「良いところ」が見つけやすいでしょう。
私の場合は…
「ウェストに合わせてパンツサイズを選ぶと太ももが入らないことが多い。」という事実がありますが、そこから次のことがわかりました。
- 太もも部分は、体のバランスに対して太い
- ウェストは太ももに対して細い
- ふくらはぎから足首までは、太ももに対して細い
なんと、2つも「細い部分」が見つかりました!
ということは、スタイリングでは太ももの太さが出ないアイテムを選べば良いのです。
顔が大きいと感じるのなら、どうしてそう見えるのか?もしかしたら肩幅が狭いからそう見えているだけかもしれません。
このように、無理やりにでも自分の良いところを見つけることを習慣にしていくと、自分に合ったものも見つかりやすいです。
是非試してみて下さい。