メイクはちょっとしたコツさえつかめば、急激に上達するものです。
今日は、ひと刷けで仕上がりがグンとアップするチーク(頬紅)についてのエントリーです。
チークカラーの選び方のポイント2つ
チークは、お顔全体を締める効果があります。
当然、色選びは最重要項目です。
チークカラーを選ぶ際に何を基準に選んでいるか?ちょっと振り返ってみましょう。
「美容部員さんにすすめられて」「なんとなく似合いそうだから」「新色だから」という理由で、選んでいませんか?
チークカラーを選ぶ基準は次の2つがあります。
- 自分の顔に調和した色を選ぶ方法
- なりたいイメージで選ぶ方法
デイリーで使う場合は、お顔の色に調和した色を選ぶと良いでしょう。
ガラッとイメチェンしたい、なりたいメイクのイメージがある場合は、そのイメージに沿った色を選ぶようにしましょう。
「1」の自分の顔に調和した色とは、ご存知の通り「パーソナルカラー診断」などで、一番似合うチークカラーを選ぶのがベストですが、イエローベース、ブルーベースなどのベースで判断して選んでもOKです。
なんとなく、肌・瞳・髪の色が黄みよりなイエローベースの方は、サーモンピンクやオレンジなどのかわいらしい色を。黒髪で色白、またはピンクみの強いブルーベースの方は、ローズ系のピンクを選ぶと良いでしょう。(イエローベースやブルーベースについてのお話はコチラ)
「2」のなりたいイメージで選ぶ場合は、なりたいイメージを構成するメイクカラーを知っておく必要があります。
例えば、かわいらしいイメージの「CUTE」メイクでは、ほんのり火照ったような淡いピンクや、湯上り健康肌なサーモンピンクのような色を使います。
反対にマニッシュ感全開の「COOL」メイクの場合は、あまり血色を出さないブラウン系の色を使うことで、そのイメージに近づけます。
このように、イメージごとに使う色も違ってきます。
なりたいイメージ作りには、色だけでなくチークを入れる範囲や入れ方にもテクニックが要ります。詳しい内容は、また別のエントリーでお伝えしたいと思います。
自然なチークをつくる為の筆テクニック
チークで自然な赤みを表現するには、筆の使い方が重要になります。
私が実践している方法を、写真でご紹介します。
1.チーク用の筆の片面にチークを含ませます。
2.一度ティッシュなどの上で、粉を筆になじませます。
この時、筆を押しあてたまま、粉を筆の中に含ませるように左右にゴネゴネします。(うまく伝わりますかね?)
3.そのまま、頬の上側を筆を寝かした状態で、力を抜いてひと刷け。
4.同様に頬の下側をひと刷け。
1~4を繰り返して、徐々に色をのせていくと、自然な血色を表現することができます。
ポイントは、「筆を寝かす」というところです。筆を立ててしまうと、そこだけボンッと濃く乗ってしまいます。
このとき、「ちょっと多くつけすぎたかも?」となっても、チーク粉のついていない反対側で粉をふきとることで調整ができます。
完成です。チークを入れると、人間味を帯びてきます。
「相棒のナナちゃんです、よろしくね!」
いかがでしょうか?
いつもチークが浮いてしまう、濃くなってしまうわ~、という方は、色選びを工夫して、筆を寝かす方法でつけて見て下さい。
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