パーソナルカラー診断を受けると、自分に似合う色が明確になり、ショッピングが楽しくなるはず。
しかし、実際には「似合う色が分かったのに、なぜか服が選べない」というジレンマに直面することも・・・。そんな時の原因と対処法を考えてみたいと思います!
最近ファッションがつまらないなぁ…と思ったことはありませんか?
それはどんな時か?そしてそんな思いに陥ったときどうすればよいのか?
皆さんのヒントになればということをまとめてみました。
パーソナルカラーにとらわれすぎている
自分に似合うものがわかったとき、嬉しくて初めのうちは楽しくお洋服選びをすることができます。
そのうち「この色は苦手な色だった!」とか「この形は私には似合わない形だった!」ということがわかるようになり、そこに固執してしまうとワンパターンの服しか選べなくなってしまいます。
パーソナルカラー診断はあくまで一つの指標ととらえ、自分のスタイルや好み、その日の気分やシーンによって服の選び方を変化させるべきです。
診断結果が示す色や形は、あなたにとっての“ベスト”かもしれませんが、それだけに固執することなく、新しいトレンドや異なる色・形にも挑戦することで、より幅広いファッションの楽しみ方ができるようになります。
大切なのは、パーソナルカラー診断を「自分を知るツール」として使い、それをベースにして自分らしいスタイルを楽しむこと!
診断結果に縛られず、自分の感性や好みを大切にして、毎日のコーディネートを楽しむようにしましょう。
パーソナルカラーが服に取り入れにくい
パーソナルカラーがスプリングやウィンターの方(セブンシーズン法だとサマーの方も)の「あるある」だと思いますが、明るい色や鮮やかな色が似合うと分かっても、日常のコーディネートに取り入れるのが難しいと感じることがあるでしょう。
明るい色や鮮やかな色は、一見、主張が強くて取り入れにくいと感じるかもしれません。しかし、そのような色を上手くコーディネートに取り入れることこそが、パーソナルカラーを活かす醍醐味と言えるでしょう。
そうは言っても難しいんだよね・・・という方のために!実際に日常に取り入れやすくするためのコツをいくつかご紹介します。
小物に取り入れる
全体のコーディネートをベーシックカラーでまとめ、鮮やかな色のバッグやスカーフ、シューズを小物に取り入れることで、全体のコーディネートにアクセントを加えることができます。
強い色のアイテムも、小物として取り入れれば主張が強すぎることはありません!
インナーの色として取り入れる
ベージュやグレーなどのベーシックな色のジャケットの下に、鮮やかな色のシャツやカットソーを選んでみましょう。
ベーシックな上下だけでは物足りないとき、差し色を使うことでバランスの良いコーディネートを目指すことができます。
モノトーンと組み合わせる
白や黒、グレーといったモノトーンのアイテムと組み合わせることで、色の主張をうまく調整することができます。
ブルーベースの方は、
白 × 黒 × グレー + マゼンタ、ブルーなど
イエローベースの方は、
白 × 黒 × ベージュ +レッド、グリーンなど
上記の配色でモダンな印象になります。
柄物と組み合わせる
少しおしゃれ上級者な雰囲気の組み合わせですが、鮮やかな色のアイテムと柄物と組み合わせるとう方法もあります。
柄物のと組み合わせることで、全体のバランスをとりながら色の強さを和らげることができます。
パーソナルカラーと今の季節が合っていない
パーソナルカラー診断の結果は、色分類を季節の色に例えて伝えることが多いです。
例えば、今の季節が「秋」だったとして、「夏」の色が似合うと言われたとき、爽やかで涼しげな夏の色を着ていることで季節感のないファッションにならないのかと感じることはないでしょうか?
実際に、パーソナルカラーが季節の名前で示されると、その季節に特有のイメージや色合いに固執してしまいがちです。しかし、パーソナルカラーの「夏」や「秋」は、あくまで色の特性やトーンを示すもので、実際の気候や季節と一致する必要はありません。
実は、夏のパーソナルカラーに分類される色でも、その中には深みのある色や落ち着いた色も含まれています。逆に、秋のパーソナルカラーには、温かみのある色だけでなく、爽やかな色も存在します。
ということは、自分のパーソナルカラーが「夏」であったとしても、秋のファッションに合わせて、深みのある色や落ち着いた色を選ぶことで、季節感を出すことが可能なのです!
また、季節感を出すためには、色だけでなく素材やデザインも大切です。涼しげな夏の色を秋のコーディネートに取り入れる場合、厚手の素材やウォームなアイテムと組み合わせることで、バランスの取れたスタイルを作ることができます。
ポイントは、パーソナルカラー診断の結果を自分のスタイルの一部として取り入れ、季節や気候、そして自分の気分に合わせてアレンジすることです。それにより、自分らしい、そして季節感あふれるコーディネートを楽しむことができるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?パーソナルカラー診断を受けることで、逆に服選びができなくなってしまった方の参考になりましたでしょうか。ということで、まとめます!
パーソナルカラー診断後に服選びで困ったら…
- 似合う色に固執しない
- 「似小物に取り入れる」「インナーに取り入れる」「モノトーンと組み合わせる」「柄物と組み合わせる」の4つのコツを使って上手く取り入れる
- 素材やデザインで季節感のバランスを取る
診断をベースに、多様な色やデザインを楽しむことで、より幅広いファッションを楽しみましょう。
パーソナルカラー診断は、自分に似合う色を知るための一つのツール。しかし、それを絶対的なものと捉えるのではなく、自分のスタイルやライフスタイルに合わせてアレンジすることが大切です。
自分らしさを大切にしながら、色の楽しみ方を見つけてみましょう。