サロンへいらっしゃるお客様のメイクの悩みの中で一番多いのが「アイメイクが上手くできない!」です。今回はアイメイクを上手にするコツをお伝えしてしたいと思います。

目的に合ったアイシャドーブラシとは

アイメークを綺麗にしあげるコツ…それは「目的に合ったアイシャドーブラシを使うこと」です。
「目的」とは「どのように入れたいか?」です。

①広い部分に柔らかくふわっと入れたい…柔らかい大きいブラシ

②目のキワからアイホール中心を自然にグラデーションしたい…やや硬めの小さいブラシ

③フレームラインをぼかす、アイホール中心にくっきり入れたい…太いチップ

④下瞼や目の際にラインを入れたい…細いチップ、固めの細いブラシ

ざっくり挙げてみました。
私は、柔らかい大きいブラシ、やや硬めの小さいブラシ、固めの細いブラシの3つを使ってます!

ちなみに「アイシャド―パレットに入っているアレ」は「チップ」と呼ばれる小さいもので「ブラシ」ではありません。

チップはしっかりついてしまうので、自然なグラデーションを作るにはテクニックが必要です。


写真上がチップ、下がブラシです。

おすすめアイシャドーブラシ

私のおススメブラシをご紹介します!

【アイシャドウブラシ(ブラシ12)/シュウウエムラ】

目の広い部分に柔らかく入れたいときに使うブラシです。

アイシャドウブラシ(ブラシ12)/シュウウエムラ

これほどいいものを使わなくてもよいと思います。
柔らかいものであればOKです。

【アイシャドウブラシ(ブラシ10)/シュウウエムラ】

少し固めの筆で、細かいところも綺麗に入れられるし、ボカすこともできます。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
アイシャドウブラシ(ブラシ10)/シュウウエムラ

高いけどこれは良い!です。
スクール生だった頃、先生にこの筆を借りて衝撃を受けました。以来、愛用しています。

【メイクアップブラシ(7P)/ウトワ】

弾力とコシがあり、下瞼や目の際にラインを入れやすいです。
アイシャドウをアイラインのように使いたい時や、下瞼にスッとラインで入れたい時にとっても便利です!

下瞼にアイシャドウを入れると、かなり印象が変わります。
目力もアップもアップしますが、目尻から7mmくらいのところまでが良いです。

メイクアップブラシ(7P)/ウトワ

ウトワ オンラインショップ

【リーズナブル&機能面でおすすめ】

あとは、こちらのメーカーのものが比較的お求めやすく良いと思います。
私はサブブラシとして使っています。

株式会社ブロス

道具は清潔に!!

ある有名な方にメイクをしてもらう機会があったのですが、その方のメイクボックスを見てちょっとガッカリしたことがあります。
朝イチで行ったのに、筆がいかにも「使用済み」という汚さだったのです。

毎日ひっきりなしにお客様が来るような方だったので仕方がないのかもしれませんが、私はそれを見て「自分は沢山いるお客さんの中のどーでもいい一人にすぎないんだなぁ。」と感じてしまいました。

また、道具が汚いとメイクも汚くなります。
それは、色が混ざってしまうから。色が混ざるとアイカラー本来の発色にはなりません。

汚れてしまった筆は、中性洗剤などで水洗いすれば綺麗になりますが、乾燥に時間がかかる為に毎日違う色を使いたい場合は困ってしまいます。

そんな時は、速乾性のブラシクリーナーを使います。
私が使っている速乾性のものは、次の2つです。
汚れ具合や筆の大きさによって、使い分けています。

私が使っているのものをご紹介しますと・・・

ファンデーションブラシなど

以前はシュウウエムラのを使っていましたが、値上がりしてしまったので変えてしまいました。
使い心地はこちらと変わらないように感じます。

ウトワ ブラシクリーナー N/ウトワ

アイメイクブラシなど

ちょっとした汚れをささっと落としたい時はこちら!量もたっぷり。
ティッシュに出して、汚れをティッシュに移す感じで筆を動かして汚れを落とします。

ブラシ クレンザー/M.A.C

まとめ

道具の紹介みたいになってしまいましたが、道具(ツール)ってすっごく大事なんですよ!
一流のスポーツ選手や、人間国宝級の職人さんだって、仕事に使う道具にはこだわるし大切にしていますよね。

怪物と呼ばれたあの清宮幸太郎君ですら、プロに入って木製バットで結果が出ずに「金属バットだったら…」と言ってるくらいですからねー!…ってこれはちょっと違うか。

アイメイク用ブラシは、アイシャドウを綺麗にグラデ―ションするのにとっても便利ですよ!
是非使ってみてください。