先日は、メイクの勉強会でした。
技術向上のためのレッスンに終わりはなく、常に情報も新しくなる為、こういった勉強会は必要だと私は思います。
もちろん一人でやるのではなく、この仕事をしている仲間同士、モデルになったり、メイクしたり…。
勉強といえど、楽しいひとときです。

メイクも道具が大事!

一流の野球選手であるイチローは、バットやグローブ等の道具をとても大事に扱うことで有名です。
私の好きな元中日ドラゴンズの井端選手を始め、守備の神様と呼ばれる選手はグローブをジュラルミンケースに入れて大切に持ち運びするそうです。
「プロとして道具を大事に扱うのは当然のことです。」
とは、イチロー選手の名言ですが、お客様のお顔を扱う私達メイクのプロも同じだと思います。

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写真のように、メイクの勉強会では沢山のメイク道具を持ち寄って行います。
その時に、まずキチンと道具が揃えられているかを厳しくチェックします。

  • スポンジ、パフは清潔か?
  • 筆は綺麗な状態か?
  • パレットの周りが粉だらけになっていないか?
  • ビューラーやスパチュラは消毒されているか?

当たり前のことですが、意外とできていないところもあります。
ひっきりなしにお客様が来る場合は多少の汚れは仕方がないかと思いますが、パフやスポンジを使いまわしの状態で使っているところに当たると、うわ~っ!(汗)て思ってしまいます。

道具の状態によって仕上がりにも違いが

また、道具が傷んでいるとメイクの仕上がりも違ってきます。
ビューラーが汚れた状態のまま使用して、睫毛がゴソッと抜けてしまった!ということにもなりかねません。

メイク技術の前に、まずは道具を大切にしているかどうか?
もし、どこかでメイクを受けるのであれば、そんなところもチェックしてみて下さい。
これらの、メイク道具がキチンと管理されているところは、お客様のお顔を扱う上で信頼できるところと言えるでしょう。