今週に入ってから、ず～～～っと雨！な横浜です。
そんなジメジメで外に出たくないなぁ…という日はおウチの中を綺麗にすると気分もいいですよ♪
カテゴリーに「インテリア」を作ったくせに、全く記事を書いていなかったので、今日はカラリスト目線でインテリアの配色について書いてみたいと思います。
ウチではございません(汗）
インテリアを少し変えてみようかな？と思いたち、インテリアショップでピンと来たものを購入。
いざ、部屋に飾ってみると「？？？」ということはありませんか？
私たちが快適に生活できる空間をつくるために、その空間に関係するすべての要素の色彩を調整することをインテリアカラーコーディネーションといいます。
インテリアカラーコーディネーションを成功させるには、コンセプトの策定が重要と言われています。
弊サロンのネーミングにも使わせてもらっている「コンセプト」ですが、インテリアでわかりやすく言うとテーマ（在り方）みたいなものです。
ファッションもインテリアもコンセプトが必要です！
そうでないと、統一感のないチグハグなものになってしまいますから。
では、具体的にどんなふうにお部屋を変えていったらよいのかについて、まとめてみました。
ざっくりコンセプトを決めよう
どんな部屋にしたいのか？大体のイメージを決めましょう。
例えば、アジアンリゾート風、ハワイアン風、海辺のイメージ、北欧、和モダン…etc。なんでもいいです。
自由に憧れのお部屋を想像してください。
憧れの部屋というと、下のような雑誌に掲載された素敵なお部屋を参考にしがちですが、こういうものはかなり完成度の高い上級者です。
GOLD７月号には素敵なインテリアが沢山掲載されていました。
普段からこういったものを見ておくことは大事ですが、いきなりココを目指してしまうと失敗します。
特にこのような雑誌に特集されるような方のお部屋は、独自の世界観がいっぱい詰まってますから。真似しようにも独特すぎて、やっぱり一筋縄ではいかないです。（全く同じようなものを揃えられればいいけど）
イメージに合った配色を考える
例えば、アジアンリゾート風だったら何色をイメージしますか？
私なら、ブラウンやバンブーなどのブラウンやグリーン。それから、麻布のようなオフホワイトなど。
このように、ご自身のイメージで３，４色程あげてみましょう。
アジアンリゾートといったらこんなイメージですわ
ちなみに、上記に挙げましたブラウンやグリーンやオフホワイトは、最も落ち着きを与えるナチュラルな配色例でもあります。
ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーを決める
次にインテリアを形成するための、配色のバランスを考えます。
イメージに合った3色をそれぞれ、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラー、の3つに分類してみます。
・ベースカラーは、おもに床、壁、天井に使われる色で、今回のように「ちょっと部屋の模様替えをしたい」程度だと変更することはまず不可能です。一般家庭の多くが、ベースカラーとして、オフホワイトやベージュ、キャメル、ブラウンなどの色が使われています。
・アソートカラーは、ドアやカーテン、家具に使われる色です。部屋のイメチェンを図って、新しく買った家具の1つだけが他の家具と全く異なる色ですと、統一感がなくなるので注意が必要です。黒、ブラウン、ホワイト、オフホワイトの方が殆どではないでしょうか。
・アクセントカラーは、小物やクッションなどちょっとしたお部屋のアクセントに使う色です。ちょっと気分を変えるには、こちらの色を変えるのがベストです。既に決まっているベースカラーとアソートカラーに合わせて、コンセプトに合ったスパイスを利かせた色を選ぶとよいでしょう。
上記3つの色の割合は、こんな感じです。
ファブリックを使って遊んでみる
ベースカラーとアソートカラーが変更できないのであれば、大きな変化は得られないと思われがちですが、家のファブリックを変えるだけでも、違った雰囲気にすることができます。
一番簡単なファブリックチェンジと言えば、クッションカバーのチェンジです。
クッションは、アクセントカラーとなる色なので、思い切り遊んでもいいところです。
下の図は、ペイントソフトでクッションの色を変えたものです。ちょっとアクセントカラーを変えるだけでも、お部屋の雰囲気が変わるのがわかりませんか？
いかがでしたでしょうか？
ただ漠然とモノを足して、部屋の雰囲気を変えようと思っても、なかなか思った通りにはなりません。
ご紹介したように、コンセプトを決めてから配色を考え、変更できそうな場所に適切なカラーを取り入れる…といったやりかたなら、失敗ありません。
お部屋にこもることが多いこの時期。是非おうちの中をカラーの力で快適空間に変えてみてください。
部屋も綺麗になったことだし、自分も磨きをかけちゃいたい♪という方は、こちらへ❤
