パーソナルカラー診断は、お洋服やメイクの色を選ぶのにとっても便利なツール!でも、色々な流派もあり、分類もさまざまです。
自分に合ったパーソナルカラーが見つかればよいのですが、そうでないとカラー診断ジプシーになってしまうことも…。
そこで、この記事では「色彩の基本のキから自分にあった色の探し方まで」パーソナルカラー診断についてより深く知ることができる情報をまとめてみました。
是非、あなたのファッションコーディネートやお買い物にお役立て下さい。
1.知っておきたい色彩の知識
パーソナルカラーを調べる前に、知っておきたい色の知識!
知れば知るほど、不思議な色の世界。
普段のコーディネートにも役立つような色彩の基本について、専門的に分かりやすく解説します。
色が見える仕組みとは?
基本的な色の表し方
2.パーソナルカラーとは
人間が色を見るメカニズムが分かったところで、「パーソナルカラー」について知っておきたいことをまとめました。
パーソナルカラーの歴史
パーソナルカラーは1980年代にアメリカから伝わった美学であり、現代では似合う色の選び方を説明するために使用されています。
テスト用の色布をクライアントの顔の下にあてがって対比をチェックし、似合う色や似合う傾向の色を見つける診断のことを「パーソナルカラー診断」と呼びます。
ベースカラーって何?
アメリカのデザイナーロバート・ドア氏は「自然界に存在する色はすべてブルーベース/イエローベースの2つのグループに分けられ、同じグループの色は調和する」という調和論を発表しました。
ここでいう「イエローベース/ブルーベース」の2つのグループの色のことを「人が生まれながらに持っている固有の色味」=「ベースカラー」と呼んでいます。
イエベとブルベはどうやったらわかる?
テスト用の色布を使って診断する方法の他にも、手や顔にファンデーションを塗って判別する方法があります。
一般的なチェックポイントは、肌色、目の色、髪の色です。
クライアントがもつこれらの色素がイエローベース/ブルーベースのどちらと合っているかどうかで診断します。
日本人はイエベとブルベではどっちが多い?
私のサロン調べ(約1000人弱)ではありますが、診断結果を集計したところ、大体このような割合になっていました。
イエローベースとブルーベースの割合はほぼ半々という結果です。
3.やってみよう!パーソナルカラー診断
簡単に自分に似合う色を見つける方法として、「セルフ診断」というものがあります。
採光条件のよい場所に行き、鏡を見ながら質問に答えることで、似合う色が診断できるというものです。
このほかにも最近では、スマホのカメラを使って撮影したデータをAIが判別するというのもあります。
色々な診断からご自身が一番納得するものを選ぶとよいでしょう。
4.パーソナルカラーシーズン別タイプ
弊サロンでは、従来のフォーシーズン(四季)を更に細分化した7つの季節 ”セブンシーズン” で判定しています。
セブンシーズン診断では、アジア人に多く見られる黄みの強い肌、黒い色素の多い目や髪に自然に沿いながらその個性を引き出す色をご提案しています。
似合う色の傾向やこの色が似合うタイプ、逆に似合わないタイプなど、それぞれの色分類ごとに細かく記載しました。
「セルフ診断」に加えてこちらもご覧いただくことで、よりご自身に似合う色について深まるかと思います!
アーリースプリング
スプリング
レイニーシーズン
サマー
オータム
ディープオータム
ウィンター
いかがでしたか?どのシーズンの色がご自身のイメージに一番しっくり来ましたか?
5.パーソナルカラーは一生変わらないのか?
サロンでいただく質問の中で特に多いのが、この質問です。
ロバート・ドア氏をはじめ、パーソナルカラーの教本「カラー・ミー・ビューティフル/キャロル・ジャクソン著」によると、パーソナルカラーは一生変わることはない とあります。
ですが、「若い頃はなんでも似合ったが年齢が上がるにつれこの色が似合わなくなった」という話もあるように、年齢や肌の状態によって似合う色が変わることがあるようです。
また色にも流行がある為、いつも同じ色ばかり身に着けるというのもあまりおしゃれな感じがしません。
その時、その時代に合った「似合う色」を見つけることができれば、一番ですね。