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すっかり秋の気配ですね。
いよいよ10月に突入しましたが、日中はまだまだ汗ばむくらいの陽気だったり。
「女心と秋の空」と言われるように、不安定なお天気ですね!
季節の変わり目は気温が読めないだけに、どんな服を選べばよいか迷ってしまうことってありませんか?
今回は、ちょうど今のような気温の夏から秋にかけてのワードローブについて、カラーコーディネーター目線でご紹介したいと思います。
夏服と秋服の違いとは?
夏服と秋服、徹底的な違いを挙げるとすれば、「素材」と「色」です。
「素材」については、何も言わなくてもわかるかと思いますが、「色」からも無意識に季節を感じるものなのです。
次の二枚のシャツのうち、どちらが夏モノでどちらが秋モノに見えますか?
(生地はどちらも似たような素材だと思ってください。)
OR
皆さん、右のカーキグリーンと赤レンガ色のノースリーブのほうを選ばれたかと思います。
でも…それはどうしてでしょうか?
「カーキ色は今年の秋の流行色だから」というのもあると思いますが、なんとなく左の「真夏の空と白い雲」を連想させるような真っ白なシャツや鮮やかなブルーから、「今じゃないな?」と感じたのではないでしょうか。
逆に、右側のシャツからは、「落ち葉や紅葉」などの秋の風物詩が連想されませんでしたか?
ちょっと極端な例でしたが、「色にも季節感がある!」ということを感じていただけたかと思います。
秋モノが似合うタイプの人は?
季節感のある色合いは、私が皆さんのお似合いの色を分類するのに使っている「パーソナルカラー」の各グループの代表色を見るとよくわかります。
こちらに、各色グループの代表色を集めてみました。
春は、黄色がかった、温かみのある色。
夏は、青みがかった、涼しげな色。
秋は、黄色がかった、ほっこりとした色。(和風っぽいといったほうがわかりやすいかも。)
冬は、青みがかった、ハッキリとした色。
ざっくり表すとこんな感じですが、こうして見ると「その季節を表す色だなぁ」と感じませんか?
例えば、私が一番似合う色グループは「春」なんですが、春色のカラーバリエーションは、なんとなく春に咲く花のイメージ。
春先の服に使われることが多いです。
ということは、秋モノといえば、この色グループのような黄味がかった”こなれ感のある色”が、巷に出回りやすいということです。そして、今の季節の服が一番似合うタイプは、パーソナルカラーシーズンが「Autumn(秋)」の人。 オータムさん一人勝ちというわけです!
では、それ以外の人は、この時期のお買い物はどうしたらよいのでしょうか?
ベースカラーで判断して似合う色に近いほうを選ぶ
上記の四季で分割されたパーソナルカラーシーズンですが、大きく2つのグループに分けることができます。 それが「イエローベース」と「ブルーベース」です。
簡単に説明しますと、肌色、髪色、瞳の色などから、どちらかというと黄色みの強い色のほうがお似合いになる「イエローベース」と、青みの強い色のほうがお似合いにある「ブルーベース」とに分けられるということです。
ご自身がイエローベースか、ブルーベースかということは、こちらをご覧いただくか、カラー診断を受けるのが良いでしょう。
パーソナルカラーシーズン「春」と「秋」は、「イエローベース」と言われる黄色っぽいグループです。
「春」と「秋」のように、パーソナルカラーシーズンが違っていても、ベースが同じであれば問題ありません。
「イエローベース」の方は、今年流行りの秋色である、「マスタード」や「カーキ」などを楽しく着こなして行きましょう♪
では、反対に「ブルーベース」の方はどうしたら良いのでしょうか?
ブルーベースの方の場合は、少し青みが入ったものがお勧めです。
こちらのコラージュのように、秋の色に「グレイ」を混ぜたような色を使うと、秋らしさとお肌なじみの両方を手にれることができますよ!
いかがでしたでしょうか?
お洋服の色に迷われたら、ご自身のカラーベースを基準に似合う色を探してみてはいかがでしょうか。