こんにちは、Mikiです。
服はいっぱい持ってるんだけど、着ていく服がないっ!そんなことありませんか?
最近はいろいろなバリエーションの服をたくさん持つことよりも、いかに少ない服で毎日をおしゃれに快適に過ごせるか?といったミニマリズムという考え方が流行っているようです。
今日はミニマリズムクローゼットを実現すべく、購入をジャッジするポイントを3つ挙げてみました。
ミニマリズムとは?
ところで、冒頭に出てきた「ミニマリズム」という言葉。ご存知でしたか?
実は今に始まったことではなく、結構昔からあった主義、考え方のようです。
出典:コトバンク
この考え方は、ファッションだけでなく、衣・食・住すべてにおいて当てはめることができ、すごい人になると住む家すら手放すという…。
まぁここまでしなくともいいとは思いますが、例えば社会現象にもなった「断捨離」もミニマリズムの考え方に近いのではないでしょうか?
安かろう、悪かろうな品をポンポンと買うよりは、本当に自分に似合ったイイモノを長く使っていきたいものです。
少し話が逸れてしまいました。
早速、お買い物ポイントいってみましょうー!。
ポイント1.サイズ感
まずは、サイズ感。
当たり前だろ!!って思うかもしれませんが、「自分はいつもMだから」とか、何も考えずに決めつけて購入していませんか?
同じ「Mサイズ」でもブランドや商品によって、大きさにかなりの差があります。
例えば、20代前半をターゲットにしたブランドのMと、30代ミセス向けのMでは、同じチェスターコートでもこれだけサイズ感違います。
ブランド名 | 丈 | 肩幅 | バスト | 袖丈 |
AZUL by moussy(女子) | 83.5cm | 34.5cm | 96.0cm | 62.0cm |
TOMMROWLAND(オトナ女子) | 93.0cm | 38.0cm | 94.0cm | 58.5cm |
他にも、「ピタッとしたものが似合う骨格」「肌につかず離れずなものが似合う骨格」「少し大きめのオーバーサイズが似合う骨格」等、人それぞれ似合うサイズ感が違います。
まずは、試着することが大前提ですが、自分にとってベストな丈の長さを知っておくと良いでしょう。
また、試着してみてちょっとキツい…ひとつ大きいサイズはありますか?と尋ねた場合、このような返事が返ってきたらどうしますか?
申し訳ございません、一つ上のサイズは売り切れなんですが、お召しになっていらっしゃるサイズでも十分問題なさそうですよ?
この言葉を鵜呑みにしてはいけません!!(筆者も過去に失敗しております。)
あと2キロくらい痩せれば大丈夫かも?と思って買った服は、日常生活を送るにあたりとっても窮屈です。
したがって、その服の出番はほぼ無いと思って良いでしょう。
特にポリエステル素材のものは、伸縮性がないのでこれ以上はゆとりがないと思ってください。
その場の雰囲気に流されず、パンツなら立ったり座ったり、店の中を歩き回ったりして、動きに支障がないか確認してから買いましょう。
ポイント2.似合う色
カラー診断後に、お客様の苦手色の説明をしている時に良く言われるこの一言。
「この色の服持…ってるんですけど、全然着てないんです。」
サイズ感が合わないものと同様に、なんとなくしっくりこないなと思う色合いの物は、自然と着なくなる傾向にあるようです。
手持ちの服とのコーディネートが難しいというのも、着なくなってしまう理由のひとつです。
自分が持つ色(肌の色、目の色、髪の色、お顔立ち)となじみのない色合いは、どことなく違和感を与え、かなり奇抜な印象になってしまうことも!
高級素材のニットやアウターを選ぶ際は、自分に合ったベースの色を選んだほうが使用頻度も上がります。
ポイント3.着回し力
最後に「着回し力」です。
「このスカートとしか合わないニット」では、文字通りワンパターンコーデになってしまいます。
なぜ「そのスカート」にしか合わないのでしょうか?
それは、色や形が奇抜だから…。
同様に、爆発的に流行ったトレンドが強すぎるスタイルの服は、のど元を過ぎてしまうと古い感じがしてしまいます。
下記に着回し力の低い服と、着回し力の高い服を並べてみました。
着回し力の低い服は、一枚の印象が強すぎていたり、デザイン特徴がありすぎて決まったボトムスしか合わせることができません。
反対に、着回し力の高い服は一見すると地味な感じですが、デニムでもガウチョパンツでも、テイストの違うプリーツスカートにも合わせることが出来ます。
こようなものを選んでいくと、クローゼットが無地ばっかりになってしまいそうですが、そんな時こそ小物の出番です。
着回し力の高い服は、小物によって何通りもの着こなしが出来るのです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
・サイズ感:規制のサイズにとらわれず、試着して自分にとってベストなサイズを選ぶ
・似合う色:自分に合ったベースの色を選ぶ
・着回し力:上質なスタンダードスタイルを選ぶ
この3つを購入する際のジャッジに設定するだけで、各段にタンスの肥やしを減らすことができます。
「そうはいっても、なかなか自分じゃ判断できないのよ~。」という方のために!!
お待たせしました。
来年から新メニュー「お買い物同行サービス」を開設いたします。
ご興味がございましたら、お問い合わせくださいませ!