Photo by Julian Schröpel on Unsplash

前回のエントリーの続きです。
今日は「自分の色相と調和する色」についてです。
ちょっと小難しい感じがするので、タイトルを「自分の色と似合う色」にしました。

「自分の持っている色」は、肌の色・瞳の色・髪の色etc…、いろいろあります。

イエローベース、ブルーベース

「イエローベース」「ブルーベース」という言葉をご存知でしょうか?

その人が持つ色味の傾向を差すワードであり、「自分の持っている色」のグループのことです。

アメリカのロバート・ドアという人物が約100年程前に発表しており、この分類がパーソナルカラーの起源と言われています。

「イエローベース」とは、その名の通り黄味がかった色味を指し、「ブルーベース」も同じ要領で青みがかった色を指します。

わかりやすく図で表しますと、図上に引いた線から上が「イエローベース」、線から下が「ブルーベース」の色グループとなります。

色相環

このブルーベース・イエローベース自体は、割と簡単にご自身でも判定ができるのではないか思います。
軽く知っているだけでも、服選びの迷いが減りますので、覚えておいて損はないはず!!

イエローベースとブルーベースの簡単な特徴

下記に、それぞれの簡単な特徴を挙げます。

イエローベース・ブルーベースの特徴のうち、当てはまる要素が多い方のベースである可能性が高いです。

[イエローベース] 肌:オークル系、黄みがかった肌色
瞳の色:ブラウン
髪の色:黄色寄りのブラウン

[ブルーベース] 肌:色白、ピンク系からやや赤みが強い肌色
瞳の色:黒、赤みかかった黒、ダークブラウン
髪の色:真っ黒、またはソフトブラック

「自分の持っている色」のベースがなんとなくわかりましたか?

では、「似合う色」の見分け方はどうやって知ることができるのでしょうか?

似合う色の見分け方

これも簡単で、同じベースに分類されている色がおおかた「似合う色」ということになります。

「色彩学」の中では、同じ色の仲間は「調和」するとされています。自分の持っている色に近い色を選べば、まずOKということです。

これは基本中の基本で、逆に「あえて違うグループの色を組み合わせる」といった方法もあります。
普段色味のある服は合わせるのが難しくて…という方は、まずはここから挑戦してみてはいかがでしょうか?

また、上記に挙げた特徴にマッチしているけれど、客観的に見るとどうもベースの色が合わない…というかたもいらっしゃると思います。

ヘアスタイルや髪の色、激しい日焼けや加齢など、様々な条件によっても似会う色は微妙に変化します。

「わけが分からなくなっちゃった!」という方は、是非プロの手に頼ってみて下さい。